第3回越後川口生ハム塾の風乾・乾燥

一気に気温が高くなっったり、冬にもどったり…

第3回の越後川口生ハム塾の仕込みからもうすぐ約4か月が経ちます。
血抜き、塩漬けしたあとは、塩抜き、風乾の作業を行いました。


えちご川口をはじめ新潟県の水は全国的にみてもミネラル(無機物)を多く含まない軟水です。
日本の全国平均が50.916ml、新潟県は32.188mlだそうです。

塩抜き作業はこの軟水の水に漬けて行います。
その後、風を当てて乾かします。


現在は部屋を移して、温度・湿度を管理し生ハムの水分をゆっくり減らしています。

今年のえちご川口の冬は雪の降り方がいつもと違っていてました。
里雪といって新潟市や長岡市など街中の降雪量が多かったような気がします。

積雪は2mいかないねと思っていた2月中旬に全国ニュースでも取り上げられたほど大雪です。
山沿いはひと晩で1mほどの雪が降り、いつもの冬と同じ景色になりました。

しかし、3月下旬から4月にかけては初夏を思わす高温にもなり、一気に雪解けが進みました。

5月に入ってからも20度を超える日があったり、10度を下回る日もあったり…
そのため室内は風を通したり、空調でコントロールをしたり、その日の天候に合わせています。
現段階では一定温度での管理を行っています。