それぞれの思いがこもった生ハムが完成しました
H27年11月14日に行われた第1回越後川口生ハム塾のオーナーのみなさまの生ハムがついに完成いたしました。
「自分の生ハムを自分の手で仕込む、あなたも生ハムオーナーに」と募集させていただき
20組40名の方々がご自分の手で生ハムの仕込み作業をされました。
小雪のため思うように温度が下がらなかったり、梅雨時の湿度が高かったり…
その都度監修いただいている神谷英生シェフから的確な指示をいただき、管理してきました。
雪国・越後川口の気候が生ハムづくりに適していたのか神谷シェフから
「思っていた以上の仕上がりですね、白カビの付き方、発酵状態もいい。
首都圏でつくる生ハムとはまったく異なる生ハムに仕上がっています」とのお言葉もいただきました。
豚モモ肉の塊は、1年6ヵ月かけて生ハムになりました!
そしてついにその生ハムが、オーナーの皆さまの手に「里帰り」する日がきました。
生ハムお渡し&完成パーティーです!
生ハムお渡し&完成パーティーでは、
①生ハムの授与式
②生ハムのカット講座
③神谷シェフによる生ハムの料理のふるまい
など和やかな雰囲気のなか行われました。
まずは大変長らくお待たせした、生ハムのお渡しから
卒業証書の様に神谷シェフから生ハムの授与w
お一人お一人にお渡しいさせてもらいました~
(一応塾ですので)原木をそのままど~んっと手渡させていただきました。
7、8㎏あるのでかなりの重さです!
またオーナーの方にはご友人と一緒に参加されたという方も大勢いらっしゃいます。
なのでご希望により
原木をカットしてお渡しさせていただきました。
そのあとは、生ハムのカッティング!神谷シェフのカットを写真に撮ったり、メモを取ったりみなさん真剣です!
そして最後は、この日のために神谷シェフが用意した生ハム料理!
朝採りクレソン入りオムレツの生ハムのせ、川口産フキノトウのジェノベーゼのブルスケッタ、
川口産の山菜・アズキナ入り生ハムサラダ、生ハムの骨からダシをとった豆のスープ…
極めつけは「生ハムは鰹節みたいに使ってもおいしいですよ!」と、なんと納豆生ハムご飯!
生ハムの味も、そして神谷シェフの生ハム料理もみなさんから喜んでいただきました。
また、ご家庭でも生ハムを気軽にお楽しみいただけるようにと
神谷シェフと一緒に生ハム塾オリジナルの道具製作も進めてきました。
木工房きのさん(新潟市)× 火造りのうちやまさん(三条市)とコラボした「生ハムホルダー」
株式会社タダフサさん(三条市)に制作いただいた専用の「生ハムナイフ」
この日もオーナーのみなさまに実際に手の取っていただき、使っていただき
ご好評いただきました。
余談ですが、生ハムのお渡し会の翌日に
ご友人の方との「生ハムおひろめパーティー」をされたオーナーさんもいらっしゃいます。
(パーティーにお誘い頂き参加させて頂きました!)
またお勤めされる会社のイベントで生ハムをふるまわれるオーナーさん、
昨年の熊本地震の被災地である西原村の方々と
「生ハムを食べる会」を企画されるオーナーさんもいます。
この生ハムは、
田畑を吹く風が
しんしんと積もる雪が
ゆっくり雪をとかすやわらかな日差しが
信濃川と魚野川の清流が
越後川口の風土が育ててくれました。
そして
生ハム一本一本にそれぞれのオーナーのみなさんの思いが込められています。
みなさんが作られた生ハムが、
普段の生活の食卓に、大切な方とのひと時に、
楽しく、おいしく食べていただけたら本当にうれしいです。
ぜひ、生ハムのある食卓を楽しんでください!!
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