生ハムお渡し会を行いました
1年6ヶ月前、時折吹雪くという大雪の日に仕込まれた生ハムが完成し、オーナーのみなさまにお渡しすることができました。
今回の会場は川口地域の木沢集落にある廃校をリノベーションした宿泊施設「朝霧の宿 やまぼうし」の広々とした体育館。ステージがあったり、バスケットゴールがあったり… どことなく懐かしい空気が漂う中でのお渡し会とお食事会、そして監修者である神谷英生シェフによる生ハムのカッティングや保存方法など、生ハムを楽しむポイント満載の生ハム講座となりました。
標高300mほどの木沢集落、正面には越後三山が見渡せる素晴らしいロケーションにあります。
そんな里山らしい雰囲気をみなさまに楽しんでいただきたく
各テーブルにジャガイモ、アスパラガスなどの野菜やワイルドベリー、ミントなどのハーブをテーブルフラワーとしてあしらい、カトラリーレストはミョウガの葉と茎、箸置きはワラビの芽で季節感と素朴さを演出してみました。
お料理はというと
生ハムはもちろん、神谷シェフが得意とするシャルキトリーの数々
地元、川口産の天然山椒の入ったフランクフルトやパンチェッタはシェフ自らが炭火で焼いてサービス。
そして今回のお食事会の目玉は
宿の料理担当であるやまぼうしまかない班のお母さんたちの山菜料理や新潟の郷土料理とのコラボレーション。
今回、開催がお昼ということもありドリンクは軽めのワインなどをご用意させていただいたのですが、シェフの料理はもちろん、このあさつきのピクルスをはじめお母さんたちの料理に相性も良く、みなさまにお楽しみいただけたと思います。
カジュアルな料理に合わせたワインはオーストリアのhugo。キリッと冷やして赤、白、ロゼのフレッシュな飲み心地と香りを堪能していただきました。
今回、ご都合で参加していただけなかった生ハムオーナーの方々には、お送りさせていただいたり、またご都合の良い日に来ていただきお渡ししたりさせていただきました。「生ハムのある暮らし」をお楽しみいただいていると思います。
オーナーの方々がご自分の手で仕込まれた生ハムを、無事、お渡せできたこと、お渡し会にたくさんの方々が参加されたことをうれしく思っております。
次回のお渡し会は平成30年度に仕込まれたオーナーの方々になります。天候等の環境にも左右されますが、あと12ヶ月ほど、お待ちください。